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パスワード(暗証番号)の
漏えい・盗難・悪用の被害を防ぐには

インターネットバンキングの預金を守るための基本であり要でもあるパスワード(暗証番号)を守るには、「類推できるものにしない」「定期的に変更する」「パソコン自体のセキュリティ対策を怠らない」という対策がもっとも基本的かつ効果的です。

しかし、たとえ万全の対策であったとしても、個人の日々の努力と危機管理意識だけで続けていくのはなかなか難しく、ちょっとした油断から被害にあうという可能性はゼロではありません。

そこでお勧めしたいのが、パスワード(暗証番号)自体の安全性が大幅に向上する「ワンタイムパスワード」という新しいパスワード(暗証番号)です。このパスワードを利用すれば、誰にでもわかりやすく簡単に、従来の「固定パスワード(暗証番号)」よりもはるかに高い安全性を持つパスワード(暗証番号)を使うことが可能になります。

広島銀行では、ダイレクトバンキングサービス(インターネットバンキング)に「ワンタイムパスワード」を導入しています。「ワンタイムパスワード」のご利用にあたっては事前にお申込みが必要ですので、ダイレクトバンキングサービス(インターネットバンキング)にログイン後、お手続きください。

ワンタイムパスワードの仕組み

「ワンタイムパスワード」は、簡単に言うと「60秒ごとに自動的に更新される“使い捨てパスワード”」です。自動的に生成されたパスワード(暗証番号)は60秒で次々と変更されるため、仮にパスワード(暗証番号)が何らかの盗難にあったとしても悪用される可能性は極めて低くなります。また、自動的に更新されるので、利用者がわざわざパスワード(暗証番号)を変更する必要はなく、更新し忘れるということもありません。

ワンタイムパスワードの仕組み。パスワード生成機が60秒ごとに新しいパスワード(暗証番号)を生成すると同時に、銀行のシステム側も新しいパスワード(暗証番号)に自動的に更新されます。

ワンタイムパスワードの利用を申し込むと、キーホルダー型の「パスワード生成機」が送られてきます。パスワード生成機には液晶画面が付いており、ここに6桁のパスワード(暗証番号)と、このパスワード(暗証番号)の残り時間が表示されています。お取り引きを利用するときには、従来通りのID(ご契約者番号)・パスワード(暗証番号)に加えて、パスワード生成機に表示されているワンタイムパスワードを入力します。そのため、仮にパスワード生成機を落としたり盗まれたりした場合でも、契約番号と従来の固定パスワード(暗証番号)がわからなければ第三者にサービスを悪用されてしまうことはありません。

パスワード(暗証番号)が二重になるだけでもセキュリティの強度はアップしますが、そのうちのひとつが60秒ごとに自動更新されるワンタイムパスワードなので、安全性の面では従来のサービスから大幅に向上します。

ワンタイムパスワードが使えるお取引

ワンタイムパスワードをご利用いただけるお取引は次のとおりです。

  • 振込
  • 税金・各種払込(民間払込)取引

ご利用時には、お手元にパスワード生成機をご用意のうえ、パスワード生成機の盗難・紛失には十分ご注意ください。

ワンタイムパスワードを併用した場合の振込ページ。確認パスワードの入力欄の下に、ワンタイムパスワード入力欄を設けています。ここにパスワード生成機に表示されているワンタイムパスワードを入力し、「実行」ボタンを押します。

 

ワンタイムパスワード用のパスワード生成機です。このパスワード生成機の液晶画面に、現時点のパスワードと有効時間の残りが表示されます。パスワードは60秒ごとに自動生成・更新されます。

     
 
ポイント
  • ワンタイムパスワードとは、60秒ごとに自動的に更新される“使い捨てパスワード(暗証番号)”です。
  • 従来のパスワード(暗証番号)と併用することで、大幅にパスワード(暗証番号)の安全性が向上します。
  • ワンタイムパスワードは、利用申込後に郵送されるパスワード生成機の液晶画面に表示されます。

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