保険とは、病気やケガをしてしまった際、その出費やかかった費用を支払って(保障して)くれるもの。
基本的には、毎月の保険料を積み立てて必要なときにお支払いするものなので、保障内容によって保険料も変わります。
万が一、自分の病気や事故で予想以上に治療期間が必要となった場合、どうしますか?
仕事や治療費のことを考えると、出費はもちろん精神的にも大きな負担となり、時には生活を大きく変えることだってあるんです。そんな時に役立つのが「保険」です。蓄えた大事な貯蓄などをできるだけ守りながら安心して治療に専念できるように、必要な費用をご契約者(被保険者)に代わって負担してくれます。
生命保険は病気・ケガなどに備えられる「保障」という性格をもっています。
預貯金は途中で病気になってしまうとそれまでに貯めた分のみですが、生命保険は極端な話加入した次の日に病気になったとしても積み立てられている金額に関係なく保障が発生し、受け取ることができます。
保険を選ぶ際に大切なポイントは、大きくわけて3つあります。
保険会社の選び方は、貯蓄の預ける際の銀行選びと一緒です。補償内容がどれだけ良くても、これから長い付き合いとなる保険会社が倒れてしまっては、全く意味がありません。各保険会社の格付けなども発表もされていますので、参考にしてみてください。
保障内容にもよりますが、毎月の保険料の目安はだいたい2,000円台~20,000円台まで さまざまです。どのぐらいの保障を希望するのか、また自分の収入の中で続けられる金額か どうかを検討してみましょう。高すぎる保険料は、保険で守るべき毎日の楽しみを逆に 圧迫する可能性もあります。
もしも病気になった際、何がどのくらい必要かを考えることが必要です。今の家族構成や 自分の健康状態を見直してみてください。また、同じ入院にかかる保障でも、何日目から保障されるのか通院で保障される累計日数など細かいところまで確認しましょう。いざ必要に なったとき、保障の対象外となってしまうと、せっかくの保険が意味を成さなくなる場合も あります。
病気やケガを保障する「生命保険」の中にも、さまざまなものがあります。自分が必要な「保険」を適切に利用するため、まずはどんな種類の保険があるのかを見てみましょう。
返戻金のあるもの | 支払った保険料のうち、使われていない一部が契約者に戻ってくるタイプ。 |
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掛け捨てのもの | 支払った保険料が保障以外の形では戻ってこないタイプ。中には、積み立てた保険料が保障を継続する際の保険料として充当されていくものもあります。 |
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『医療保険』 | 病気やケガにより治療費が必要になった際に備えます。 |
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『介護保険』 | 病気やケガにより介護費が必要になった際に備えます。 |
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最近では、ガンを主な保障とした「ガン保険」や個人年金を保障とした「個人年金保険」などもあります。また、ひとつの保険で、医療と介護など、複数の内容を保障する保険もあります。
商品のパンフレットを見ることはもちろんですが、わかりにくいことは営業担当者や保険代理店、専門のファイナンシャルプランナーなどにしっかりと相談してください。