地域おこし協力隊として活動していた店主の友松裕希さんが、「棚田を見ながらお茶ができる場所があったら」という観光客の言葉をきっかけに、2017年9月「井仁の棚田」を見渡せる特等席にカフェをオープンした。店名の“イニ ミニ マニモ“とは、日本の数え歌「どちらにしようかな」と同じ意味。「訪れる人に井仁の棚田の魅力を見つけてもらえたらという想いを込めています」と友松さん。大きな窓の向こうに広がる棚田を眺めながら、井仁の伝統料理「一合寿司」、棚田米や地元産野菜を使った手作り料理が味わえる。