瀬戸田のしおまち商店街にある、元郵便局長の母屋だった旧家を利用した自転車カフェ。150年ほど前に建てられた江戸末期の建物で、もともとは商家だったとか。嫁入りのときに使った籠が天井に飾られ、豪華な欄間や太い梁が印象的な空間。ここでは自転車のレンタルや整備ができる他、丼やカレーといったランチやスイーツも楽しめる。店主の竹田好貴さんは、生口島でのサイクリストのイベントに自転車整備士として参加し、島の豊かな自然や住民の温かさに魅了されたことがきっかけで島へ移住した。「誰もが楽しめる店にしたい」と、奥様の育子さんと共にサイクリストが気軽に集い、食事も楽しめる店として2015年4月にオープンさせた。人気のメニューは、隠し味に瀬戸田のみかん蜂蜜を入れた欧風カレーや丼もの。予約制で、夜は自家製スパイスレモンシロップを使ったお酒など、アルコールやおつまみメニューも提供。不定期で音楽のライブイベントも開催している。