ケーキなどの洋菓子も魅力的ですが、たまには和菓子を楽しみませんか?四季折々の情景を切り取ったかのような美しい見た目の和菓子。春は特に桜やウグイスなど、趣のある色とりどりの和菓子が多く、うららかな季節を感じることができます。ここでは、広島市・福山市でおすすめの和菓子屋さんを5店舗ご紹介。手土産にもぴったりな和菓子で春の訪れを感じましょう。
昭和26年(1951年)創業の「御菓子司 みよしの」。広島市中区の八丁堀にある老舗の御菓子屋さんです。前進は魚屋で、仕出し料理屋を経て「御菓子司 みよしの」が誕生しました。
このお店のおすすめは、定番商品のひとつの「だんご」です。春らしさを感じられるよもぎ、ピンク、ごまの3種からなるだんごには、お店秘伝の白味噌あんが。だんごと上品な白味噌あんのハーモニーを楽しんでくださいね。
店内には喫茶コーナーが設けられており、お抹茶と一緒に生菓子とお団子のセットなどが楽しめます。お土産を買って帰るのもいいですが、時間があればその場でおいしい和菓子を味わってみてくださいね。
「御菓子司 鶴屋」が手掛ける「茶房 つるや 」。味にとことんこだわった御菓子を提供する「御菓子司 鶴屋」の本格和菓子を楽しめるカフェです。
日本茶のソムリエが在籍しており、それぞれのメニューに合う最適なお茶をセレクト。和菓子はもちろん、一緒に楽しむお茶にもこだわっています。
昨年は「春のさくらフェア」が開催。ミニ桜餅と桜の花びらがトッピングされた、見た目で春を感じられる「さくらソフト 550円(税込)」や「さくらパフェ 880円(税込)」 などが楽しめました。定番の和菓子もおすすめですが、行くならぜひ季節ならではの味を堪能しましょう。
『良質であること、美しく品があること。』をコンセプトに、形・色・味が一体となった和菓子を作り続けている「御菓子所 高木」。「十日市本店」は、広島市中区の十日市町にあります。
おすすめは美しい日本の自然を伝えてくれる「上生菓子 各292円(税込)」。商品は、歳時記にあわせ約2週間ごとに変わるので、見た目も味わいも抜群の奥ゆかしい生菓子をぜひお楽しみください。
名物の「鶴亀もなか 1個 162円(税込)」も必見!『被爆復興途上の広島に慶ばしいお菓子を』という想いから誕生した商品で、長きにわたって広島の人々に愛されている逸品です。もなか種には、広島県産のもち米を使用。表面には、もなか開発の際に作られた、お店のトレードマーク「鶴」のへんとつくりの間に「亀」を挟んだ「鶴亀マーク」が刻まれています。
呉市を代表する御菓子処「蜜屋」の新店舗として2012年にオープンした「旬月神楽」。和菓子の美しさを左右する餡にこだわったお店です。店主の明神宜之氏が生み出す和菓子はどれも芸術的!見た目、風味、口どけの3拍子揃った、季節を味わえる和菓子を提供しています。
広島市庚午北の「旬月神楽 庚午店」のおすすめは、四季の一瞬を切り取ったような上生菓子。昨年のさくらシーズンには桜前線を和菓子で表現した「桜前線」や「桜花」といった絶妙な色合いの和菓子が販売されていました。今年もさくらシーズン目前!「旬月神楽」の和菓子で春の訪れを感じましょう。
最後は、福山市にある「勉強堂」です。昭和4年(1929年)創業の、備後の風土が育んだ素材を使用した和菓子を提供する老舗和菓子店です。
こちらのお店でも春を告げる季節限定の「桜」にちなんだ和菓子を販売。おすすめは、桜餅、ごま団子、草餅の3種で仕上げた「花見団子」です。桜のつぼみ→花→葉桜という、桜の木の変化を表しているという説も。
食感も風味も豊かな「花見団子」を片手に、お花見を楽しんでみてはいかがでしょうか?
広島市や福山市には、雅趣に富んだ和菓子を提供するお店が豊富です。春はすぐそこ。春を口伝えしてくれる和菓子を楽しみながら、うららかな季節を待ちましょう。
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