ログイン 広島銀行
広島銀行 Presents Made in CARP ~私は、カープでできている~ vol.3 佐々岡真司
あなたにとってカープとは?カープへの思いを語っていただきました。
佐々岡真司プロフィール写真
佐々岡真司プロフィール

本当に自分でいいのか――責任の重さを感じた監督要請

佐々岡真司 写真

――広島カープ監督就任を、どのようなお気持ちで引き受けられましたか?

前監督が「今シーズンでユニホームを脱ぎます」とコーチ陣の前で言った時、私は投手コーチとして責任を感じていました。その後、来季に向けてコーチ陣と球団幹部との面談があり、鈴木球団本部長から「来季の監督をお願いします」と言われました。その瞬間は、まだ心の整理がつかず、「一人では決められません。近日中に返事をします」と伝えました。「監督としてチームの指揮を執る」というイメージが全く湧きませんでした。 「本当に自分でいいのか」という不安と「監督をお願いしたい」と言っていただいた嬉しさを感じながら、家族と話をしました。家族は驚いていましたが、「全力で支えるよ」と言ってくれました。前監督の辞任発表後、私が次期監督候補の一人と聞いてはいましたが、やはり不安が大きかったです。

――どのようなチームを目指しますか?

佐々岡真司 写真カープの野球は、投手を中心に、守り、勝つスタイルが伝統。攻撃では、走者を確実に次の塁へ進める、足を絡めたプレーが求められます。練習中に気になるのは、やはり投手です。今年の結果から、まずは投手陣の強化が急務だと感じています。先発もリリーフも、もっとレベルアップしないと勝てません。また、近年のプロ野球は、1、2点取って逃げ切ることが難しくなっています。主軸に長打力のある打者を置き、走者をためて一気に3点、4点を取る野球でないと、勝てる野球にならないと思っています。

――監督に就任された直後、「一体感」という言葉を使われていました。
監督にとっての「一体感」とは何でしょう?

投手と野手、レギュラーと控え選手、全てが一つにならないといけないと感じています。当然、監督もコーチもです。打った喜び、打たれた悔しさ、勝った喜び、負けた悔しさ、これらを分かちあって進むのです。一軍、二軍、それぞれのスタッフも一体感を持って、「チームで戦う」ということです。

オフシーズンも多忙。趣味の釣りはしばらくお預けかも……?

佐々岡真司 写真

――釣り好き、ゴルフ好きとして知られていますが、今も楽しんでおられますか?

ゴルフは、シーズン中は一回も行けないままで、先日、9カ月ぶりにプレーしました。釣りにはしばらく行っていません。行動範囲が狭まったかなと(笑)
妻と一緒に夕食の買い物に出掛け、カートを押していたのですが、行きづらくなりましたね。

――忙しい毎日でも、買い物は不可欠ですよね。
広島銀行は今年3月、インターネットからお取引きいただける「ひろぎんカープ支店」を開設しました。ご存知でしたか?

「ひろぎんカープ支店」という支店があるのは、初めて知りました。インターネットから銀行の手続きができるのですか?すごいですね。

――カープ坊やが描かれた赤いキャッシュカードは、ATMでお取引きいただけますし、青いカードは、インターネットバンキングを利用する際に使うカードです。

私は買い物の支払いには、現金のほかクレジットカードも使います。妻はインターネットで買い物をすることがありますし、これからどんどんインターネットを使った便利なサービスが登場しそうですね。

ファンの熱い応援を力に、来季こそ悲願の日本一に!

佐々岡真司 写真

――監督就任会見は赤いネクタイ、ドラフト会議はピンクのネクタイ。
どちらも印象的でした。

赤色のネクタイは、数年前に知人から貰ったものです。ちょっと赤が強過ぎて普段は着けられないかなと思っていましたが、就任会見という大事な場で着けることができてよかったです。ピンク色のネクタイは、監督就任後に友人からプレゼントされたものです。現役時代、私は自分のグラブを持って、ある神社にお参りしたことがあるのですが、友人はこのネクタイを同じ神社で願掛けして、私にくれたんです。それで「ドラフト会議はこれで行こう!」と決心しました。ちなみに会議当日の朝、運勢を見たら、ラッキーカラーがピンクだったので、「ドンピシャリだな」と思いました。

――来シーズンの目標と、ファンへのメッセージをお願いします。

佐々岡真司 写真今季4位で終わった悔しさを内に秘め、再び日本一を目指します。秋、春のキャンプの中でもっと勉強を重ね、自分自身を見つめ直していきたいと思います。監督としてどうすれば一番いいのかを考えながら、良いチームをつくり、来シーズンを迎えたいですね。私の現役時代、旧広島市民球場の観客はあまり多くなく、スタンドが真っ赤になることもありませんでした。ビジター球場では、ホームチームの応援に圧倒されていたものです。私が現役を引退する時、「スタンドを真っ赤に染めて、来年以降も応援して下さい」とメッセージを伝えましたが、今は毎試合スタンドが真っ赤です。ビジター球場に行っても半分は赤に埋め尽くされ、選手、監督、コーチはその応援に力をもらっています。来年も熱い声援を受け、ファンのみなさんと一体となって頑張りたいと思います。

ひろぎんカープ支店に関するお問い合わせ フリーダイヤル0120-93-1645 平日 9:00~17:00(銀行休業日は除く)ひろぎんカープ支店 公式HPはコチラから!
COPYRIGHT(c) The Hiroshima Bank, Ltd., All Rights Reserved.