事例紹介
属人化した基幹システムを見直し、データを活かせる現場へ
M社さまが進める、業務基盤改革とDX
M社さまでは、基幹システムの保守・メンテナンスの属人化解消と、紙中心で管理していた現場業務のデジタル化に取組まれています。重要取引先のシステム刷新への対応を契機に、基幹システムの更新と将来を見据えた運用体制の見直しを推進。さらに、部門横断で業務や課題を整理し、現場情報をリアルタイムに共有できる仕組みを整えることで、蓄積したデータを生産性向上や品質改善、設備保全につなげる業務基盤の構築を段階的に進めています。
- 本ページに出てくる写真はイメージであり、実際の写真ではありません。
- サポート中につき、仮企業名を表示しております。
- 抱えていた主な課題
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- 手書きによる記録・集計・確認作業の負担
- 現場情報の共有の遅れ
- 改善活動へのデータ活用不足
- 人手不足に対応する仕組みの必要性
- 実施期間
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2026年01月~
| 企業名 | M社(サポート中につき、仮企業名を表示) |
|---|---|
| 業種 | 樹脂成型加工 |
| 従業員規模 | 55名 |
実施前の状況
基幹システムの保守が属人化し、将来的な運用に懸念
当社では、従来から運用している基幹システムの保守・メンテナンスを特定の従業員が担っており、業務が属人化していました。また、後継となる人材も確保できておらず、将来的にシステムの保守・メンテナンスを継続できなくなる懸念がありました。
加えて、重要取引先のシステム刷新に伴い、既存の基幹システムの更新が急務となっていましたが、社内にはシステム更新に対応できる人材がいない状況でした。
取組内容
基幹システム刷新と現場DXを段階的に推進
本取組では、広島銀行が全体最適の視点から合意形成と業務改善を支援し、グループ会社と連携しながら、段階的な課題解決を進めています。
主要取引先のシステム更改への対応が急務となる中、クラウド型基幹システムへの移行も見据え、ひろぎんヒューマンリソースの「ひろぎんプロシェアリング」をご活用いただき、生産管理システムを更改しました。これにより、主要取引先のシステムと継続的に連携できる環境を整備しました。
今後は、保守メンテナンス業務の属人化解消を目指し、ひろぎんITソリューションズも加わったグループ一体の支援体制のもと、クラウド型基幹システムへの移行を進めていく予定です。
取組みによる目指す姿
データを活用し、迅速な判断と継続的な改善が進む現場へ
当社では、基幹システムを入れ替えるだけでは、保守・メンテナンス業務の属人化は解消できないと考えています。システム更改を契機として業務プロセスや管理方法を見直し、個人の経験や知識に依存していた業務を標準化することで、誰もが安定的に対応できる体制の構築を目指しています。
あわせて、生産実績や作業情報をリアルタイムに共有し、現場と管理部門が同じデータに基づいて迅速に判断・対応できる環境を整備します。さらに、蓄積したデータを生産性向上、品質改善、設備保全などの継続的な業務改善に活用し、集計業務の負担を軽減するとともに、人手不足が進む環境でも改善を続けられる企業体制の実現を目指します。
お客さまの期待
データを活かし、迅速に判断できる現場へ
現場と管理部門の情報共有を進め、生産性向上や品質改善につなげる
今回の取組を通じて、現場情報をリアルタイムに共有し、管理部門の集計作業を大幅に削減したいと考えています。現場と管理部門が同じ情報をタイムリーに確認できるようになれば、これまで以上に迅速な判断や対応が可能になると期待しています。
デジタル化によって業務を効率化し、人材不足のためにこれまで手を付けられなかった業務にも取組めるようにしたいです。また、効率化によって生み出した人員を営業活動に振り向け、新たな受注機会を増やし、売上の向上につなげていきたいと考えています。
システムは導入することがゴールではなく、現場で活用され、継続的な改善につながってこそ意味があります。当社の経営課題や現場業務を深く理解するひろぎんグループには、将来を見据えた提案やグループ各社の専門性を活用した伴走支援を期待しています。