お知らせ

2024年12月27日

手書きによる外国送金依頼書の受付終了のお知らせ

 平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
 このたび弊行では、環境への配慮及び新規格(ISO20022)を用いた外国送金に対応するため、手書きによる外国送金依頼書の受付を終了させていただきますので、下記の通りお知らせいたします。

 今後は、インターネットによる外国送金サービス「外国送金オンライン事前申込サービス(すべてのお客さま向け)」または「〈ひろぎん〉外為Webサービス(法人・個人事業主のお客さま向け)」をご利用いただきますよう、お願いいたします。

  1. 仕向外国送金における手書き依頼書の受付終了
    1. 背景

      現在、世界各国の金融機関で利用されている外国送金フォーマット「MTフォーマット」(SWIFT:国際銀行間通信協会のメッセージ書式)は、2025年11月までに新たな国際標準フォーマット「MXフォーマット」(ISO20022)へ切り替えることが制度上求められております。

      「MXフォーマット」(ISO20022)への切り替えにあたり、送金情報が細分化され項目が複雑となるため、お客さまの記入負担の軽減およびお手続き時間の短縮を目的とし、手書き依頼書の受付を終了いたします。

    2. 実施日
      2025年7月31日(木)
      (2025年7月31日(木)窓口受付分を以て受付終了いたします。)
  2. 外国送金の受付方法
    サービス名 サービス内容
    外国送金オンライン事前申込
    サービス

    <すべてのお客さま対象>
    インターネットにて外国送金の事前申込が可能です。
    の二次元コードからお申込み可能です。

    QRコード
    〈ひろぎん〉外為Webサービス <法人・個人事業主のお客さま対象>
    インターネットにて外国送金、為替予約、外貨預金と円貨預金の振替等、外国為替取引が可能です。
    (別途申込みが必要です。月額基本料がかかります。)
  3. 外国送金におけるISO20022書式への切り替え対応について
    1. ISO20022について

       「MXフォーマット」(ISO20022)は、従来の「MTフォーマット」に比べて多くの情報を送受信できること、また、情報が細分化されることで、システムでの自動処理が容易になるフォーマットとなっております。

       一例としては、細分化された入力項目により、送金に関連する取引情報(例えばインボイス情報など)を詳細に記載することが可能となります。

       更に、依頼人や受取人の住所情報を細かく分けて入力することで、送金情報の正確性が向上し、国際的なアンチマネーローンダリング規制強化への対応等が期待できます。

      • アンチマネーローンダリング:犯罪や不正な行為によって得られた資金の出所や所有者をわかりにくくするマネーローンダリングに対抗するための取り組み。
    2. 当行の切り替えスケジュールについて

       当行は2025年8月を目処に「MXフォーマット」(ISO20022)に準拠した入力フォームへの切り替え等を予定しております。

       本件「手書き依頼書の受付終了」は、この切り替えに伴う対応となります。

       切り替え後は、「MXフォーマット」(ISO20022)に準拠した形式で外国送金データをご入力いただく必要がございますので、「2.外国送金の受付方法」掲載の方法でのご依頼をお願いいたします。

以上

【変更イメージ】

現フォーマット(MXフォーマット):受取人情報は、「59」という一つのフィールドに受取人名・住所・市町村名・国コード等の多数の情報を記載 右矢印下矢印 新フォーマット「MXフォーマット」(ISO20022):住所表記の細分化により正確な情報となる。システム処理化促進による外国送金取引全体の迅速・効率化