苦しくも楽しきかなタイ語の勉強

バンコック駐在員事務所
新宅 令康

 サワディーカップ。私は駐在するのであれば、その国の事をより深いレベルで理解したいという思いを持っております。
そのために実践し、地味に続けていることが二つあります。一つ目は以前もコラムでご紹介させていただいた「ムエタイの練習」そして今回ご紹介する「タイ語の勉強」です。

 タイではバンコクの日本人居住区などの一部のエリアに限れば、日本語と英語のミックスだけでほぼ不自由なく生活できます。日本人と同様にタイ人も英語能力を示す統計値によれば、その英語力は相対的に低いレベルになりますが、そこはコロナ前には年間4,000万人近くの観光客が訪れていた観光立国であるタイです。外国人と接する機会が多いタイ人も多く、総じて英語慣れしており、正確な文法でなくても「伝われば問題なし」というスタンスで積極的に話しかけてきますので、英語のみでもそこそこ問題なく生活できます。

 上記状況下において、筆者自身がタイ語の勉強を苦しみながらも何故継続しているのか、本コラムの執筆を良い機会と捉え、改めて考えてみました。

 第一に、筆者がタイ語で話しかけると、タイ人は「おっこいつやるなー。」といった表情をみせ、一気に打ち解けることができるケースがあり、その瞬間が無二の喜びであることです。
 次に、チャレンジ精神です。日本の大学では第2外国語が必修化されておりますが、その外国語をある程度まで使えるレベルに到達する方はほとんどいないと思われ、挑戦する価値があると思いました。
 最後に知的好奇心です。最初は何を話しているのか、そして何が書いてあるのか全くわからず謎の暗号にしか見えなかったタイ語が少しずつわかってくること自体に暗号が解けていくような感動があるのです。

 アップルコンピューターの創業者である故スティーブ・ジョブズ氏が残した有名な格言に「Connecting The Dots(点と点をつなげ)」という言葉があります。要約すると、将来を見越して点をつなぐことはできず、振り返ってからしかつなぐことはできない。従って将来何かの形で点がつながることを信じ、今行っていることを全力でやりなさいという内容です。
 長い人生トータルで考えると、あまり役立ちそうにないタイ語の勉強もあとから振り返ると、何かにつながっているのかもしれません。

 タイ駐在期間中に、かなり難しいと言われる「実用タイ語検定試験3級」に合格することを目標とし、今後も地道にタイ語の勉強を継続していこうと思います。

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