厳選!ハノイ訪問に
便利なフライト

ハノイ駐在員事務所
中山 紘

 普段、広島からハノイに出張で来られる方とお話しをさせていただく機会が多いのですが、面談の終盤にハノイ出張で利用するフライトの話題で盛り上がることが良くあります。 スマホアプリの普及で旅行会社を介さずとも気軽に航空券を予約でき便利になりましたが、一方でどのフライトを選んだら良いのか分からず、悩まれている方も少なくありません。 そこで今回は、意外と聞かれることの多い「広島からハノイを訪れる際に便利なフライト」をご紹介したいと思います。

 普段、広島からハノイに出張で来られる方とお話しをさせていただく機会が多いのですが、面談の終盤にハノイ出張で利用するフライトの話題で盛り上がることが良くあります。 スマホアプリの普及で旅行会社を介さずとも気軽に航空券を予約でき便利になりましたが、一方でどのフライトを選んだら良いのか分からず、悩まれている方も少なくありません。 そこで今回は、意外と聞かれることの多い「広島からハノイを訪れる際に便利なフライト」をご紹介したいと思います。

 まず往路で最も定番なのが、福岡空港発ハノイ着のベトナム航空のフライトです。 出発時間が午前10時30分であるため、広島駅を7時20分頃発の新幹線で博多駅まで移動し、そこから地下鉄で福岡空港まで行けば、ちょうど良い時間にチェックインカウンターに到着します。

 少し細かな話になりますが、このフライトには通路が1つしかなく、小さめの飛行機が利用されています。移動時間は5時間で、エコノミークラスですと映画や音楽のエンタメサービスはありません。 海外出張に慣れている方は通路が2つあるより大きい飛行機を好まれることが多いと思いますが、現時点では福岡ハノイ便では利用されていませんのでご注意ください。

 2つ目ですが、出発が朝早くドタバタするのが苦手な方へお薦めなのが、関西国際空港発ハノイ着のベトジェットエアのフライトです。15時30分発のため前泊も必要なくなく、朝は余裕をもって出発できます。 注意点ですが、LCCにつき急な欠航やスケジュール変更が発生し易いため、比較的日程等に余裕のある場合に選択肢となります。片道2万円台で購入できることも多くコスパも良いフライトです。

(ベトナム航空の深夜便。ハノイのノイバイ空港では、写真のように出発ゲートからバスで航空機の側に移動し機内に乗り込むことも多い)

 続いて復路ですが、出張者の方の悩みの多くは、ハノイ発日本着便の大半が深夜便であることです。ハノイ発福岡着のベトナム航空をはじめ、ほとんどが深夜1時から2時発で、早朝に日本に到着するスケジュールです。 明け方に機内食が提供され有り難いのですが、肩をトントンされ起こされた皆さんは、2時間の時差もある中、ご飯よりも睡眠といった様子です。

 そこで選択肢となるのが、チャイナエアのハノイ発台湾経由の広島空港着のフライトです。午前の11時半にハノイを出発し、台湾で乗り換え、広島空港に20時50分に到着します。 深夜便で何もできない時間を過ごすよりも、最初のフライトでパソコン作業をし、乗り換えの台湾の空港でメールチェックをするなど、有効に時間が使えるためビジネスパーソンに人気です。

(ベトナム航空の深夜便。ハノイのノイバイ空港では、写真のように出発ゲートからバスで航空機の側に移動し機内に乗り込むことも多い)

 加えて2023年10月以降に、広島空港発ハノイ着のベトジェットエアの定期便が就航予定です。水曜と日曜の週2便の予定とのことですが、両都市が一層近くなり、ビジネスも文化的交流も深まればと願っています。

 以上、どれも本コラム作成時点の情報ですが、今後ハノイに行ってみたい方の参考になれば幸いです。

(ハノイ市内にある緑に囲まれたベトジェットエアの本社。
手前左側はチケットカウンター)