営業企画部 法人企画室
原 晃太郎
2023/3月現在
企業の新規事業開発、個人による起業をサポートするスタートアップサービス。個別に応援する仕組みはもちろん、新たな出会いの中でビジネスの種を生み出す場としてのコワーキングスペースを展開する原 晃太郎(はら こうたろう)さんに現在の取り組みと今後の展望についてお話をうかがいました。
新しいコンセプトの
コワーキングスペースを開設
2022年12月、「10年後の広島を動かす出会いを創る」ことをコンセプトに、広島にスタートアップを支援する新たな拠点コワーキングスペース「Hiromalab」(ヒロマラボ)をオープン。広島県内に新たな事業の創出を図ることを目的として実施してきたHIROSHIMA OPEN ACCELERATOR(広島オープンアクセラレーター)や大学などの研究の事業化を支援するHIROSHIMA TECH PLANTER(広島テックプランター)など、既存のプログラムの活動拠点として、さらに新たなビジネスの創出の拠点として機能します。今まで個別に行ってきた支援やプログラムを一元化し、ひろぎんグループによるネットワークを活用することで、起業後のサポートまで行えることも「Hiromalab」の魅力です。
一人ひとりが持つ「WISH」(想い)を
つなげることで化学反応が起こる
行政や企業、地域の方、学生の方はそれぞれ、未来に対する「想い」を持っています。私たちはそれを「WISH」と呼び、それをつないでいくことが、「10年後の広島を動かす出会いを創る」ことになると考えています。出会いを通してさまざまなコミュニティーが立ち上がり、そのコミュニティーがさらにつながり新たな「ビジネスの種」が生まれる、そんな循環をつくることができれば、設立から10年以内に、企業評価額が10億ドルを超える非上場のテクノロジー企業を誕生させることもできるかもしれません。その出会いをコーディネートすることが私たちの使命であり、この仕事に関わる一番のやりがいといえます。
月間1,000人の利用者を目標に
「Hiromalab」の認知を進めていく
現状の課題は利用者数の拡大です。最終的には月間利用者数1,000人。そのためにさまざまなイベントを企画したり、イベント会場として企業に活用いただいたりしていきます。また、広島テックプランターを担当するひろぎんエリアデザイン株式会社をはじめ、金融サービスを提供する株式会社広島ベンチャーキャピタルと連携。ひろぎんグループを巻き込んで運営することで、「Hiromalab」はあらゆる要望に応えられる総合的なプラットフォームへと成長していきます。これからの「Hiromalab」にぜひ期待していただければと思います。
※ユニコーン企業:「企業評価額が10億ドル以上」かつ「設立10年以内」の「非上場企業」