総合企画部 広報・地域貢献室
兼 ひろぎんホールディングス 経営企画部 経営企画グループ 広報・地域貢献室
村上 賢斗
※2025/3月現在
ひろぎんホールディングス
総合企画部 経営企画グループ サステナビリティ統括室
弓掛 丈
※2022/1月現在
当行グループは、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けグループ一体となり、付加価値の高い金融サービスの提供を通じて、地域の社会・環境課題の解決と持続的な成長に貢献していくことを目指しています。同時に社会貢献や環境保全といった、CSRに関する活動を通じて地域社会から信頼され、存在価値を高める活動を進めてまいります。
ひろぎんのCSR
地域をもっと元気に
銀行というと、学生の皆さんはすぐに預金や融資といった業務をイメージするかもしれません。近年では、そうした本業を通じて地域経済の持続的成長に貢献するとともに、社会貢献や環境保全活動、従業員の働きやすさの実現など、CSR(企業の社会的責任)に関する取り組みにも力を入れています。そうすることで、すべてのステークホルダーから信頼を得て、存在価値を高めていきたいと考えています。
例えばDE&Iの実践も、その一つです。ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、そしてインクルージョン(包括性)が当たり前の組織風土を目指し、女性の積極登用、男性の育児参画などを推進しています。
私自身、2024年9月に二人目の子どもが生まれたとき、育休を取得し、短時間勤務制度も活用しました。周りを見回しても、男性の育休取得については、もはや取るのが当然という文化が醸成されつつあると感じています。
広報・地域貢献室では、対外および社内の広報、株主総会などを運営する株式に関する業務、地域貢献活動や環境保全活動などを行っています。環境保全活動の例として、「ひろぎんHDの里山」(安芸太田町)での植樹や木々を生長させるための森林整備を実施してきました。現在では、里山を活用した従事者向けイベントを開催しています。
私は対外広報として、マスコミの取材への対応や、ディスクロージャー誌およびミニディスクロージャー誌(経営内容を開示した冊子)の作成などを担当しています。当行グループの取り組みと、それに伴う地域の発展について、情報を社外に効果的に発信することで地元に貢献できる。そう思うと、この仕事に大きなやりがいを覚えます。
もともと私は「生まれ育った広島に貢献したい」と広島銀行に入行しました。対外広報の業務に携わって約2年、まだしばらくはスキルや業務の幅を広げたいと考えていますが、今後は株式や地域貢献活動の業務に携わってみたいという思いもあります。広島が誇る広島東洋カープ、サンフレッチェ広島、広島ドラゴンフライズ、広島交響楽団への支援するを通してスポーツや文化振興に寄与することも、一つの夢です。
就活生へのメッセージ
地域に貢献できるフィールドが充実。
失敗を恐れずチャレンジしよう
ホールディングス化以降、当行は銀行業務はもちろん、グループ各社と連携し、金融だけでなく、ITや人事労務関連など非金融分野も含めたサービスを通じて、地域の発展に貢献することができます。「地元のために働きたい」と思っている方には、とても魅力のある環境です。
また社風としては、失敗を恐れずチャレンジする風土があり、ここ数年でそれが加速しているように思います。皆さん、ぜひ一緒に地域を盛り上げていきましょう。
サステナビリティへの取組み
未来を、ひろげる。
「お客さまに寄り添い、信頼される<地域総合サービスグループ>として、地域社会の豊かな未来の創造に貢献します」
ひろぎんグループのサステナビリティに関する取組みの基本方針は、この経営理念を実現することにあります。そのために地域の社会・環境課題を解決し、地域の持続的な成長を支援する。そして私たち自身も持続的に成長し、企業価値を向上し続ける「好循環の実現」を目指しています。
そのために、2021年11月 に「サステナビリティ統括室」を新設し、ひろぎんグループや地域社会・お客さまが直面する環境・社会課題の解決に向けて、グループ一体となった取組みを進めています。
例えば、ひろぎんグループでは、地元企業のサステナビリティへの取組みを支援するため、2020年1月より、「<ひろぎん>SDGs取組支援サービス」という法人のお客さま向け商品を取り扱っています。これは、お取引先企業の「SDGs宣言」策定をご支援するサービスですが、これまでの取組状況を確認して、現状把握と今後の取組向上のご参考にして頂けるようなフィードバックも併せて行っております。この「<ひろぎん>SDGs取組支援サービス」は、累計の取扱件数が400件を超えるヒット商品となっており、お客さまのSDGsに対する関心が、日増しに高まっているのを実感しています。
今、特に注目されているキーワードは、「カーボンニュートラル」です。私たちの地元である瀬戸内海地域は、自動車・造船・鉄鋼・化学など、いわゆる炭素集約型産業が集積しており、人口当たりのCO2排出量が国内でも多い地域であるため、地域を挙げた脱炭素対応が一大テーマとなっています。そのため、お客さまのカーボンニュートラルやSDGsへの取組みを資金面から後押しする「サステナブルローン」や「カーボンニュートラル対応支援コンサルティング」など、金融・非金融の商品・サービスを新たに始めており、地域社会・お客さまのカーボンニュートラルに向けた取組み支援に力を注いでいます。
私は、個人的に学生時代から開発途上国のコミュニティ支援に関心があり、サークル活動でケニアの学生やNGO/NPOと関わりを持っていました。広島銀行の入行後は、社費派遣でアメリカのシカゴ大学へMBA留学する機会があり、戦略論やファイナンスに加えて、「ソーシャルインパクト」をテーマに、ビジネスを通じた社会課題の解決について学びました。地域社会が直面する環境・社会課題の解決に向けて、本業として取り組める広島銀行の業務には、大きなやりがいを感じています。地元のお取引先企業とのリレーションをベースに、行政や大学など、様々なステークホルダーと協働することが出来る広島銀行の強みを活かして、地域の社会・環境課題の解決に向けて本業として貢献していくという想いで 、これからも目の前の業務に取り組んでいきたいと思います。
就活生へのメッセージ
「誰のために」や「誰とするか」を
自問自答してください
あらゆるステークホルダーと協働し、ビジネスの力を通じて、地域社会の課題解決に取り組む。これを地元で最も実現出来そうだと感じたのは広島銀行だと考えて入行を決めました。仕事選びのうえでは、「何の仕事をしたいのか」だけでなく、「誰のために」や「誰と」という視点が大事だと思います。「誰のために」「誰と」仕事をするのか、具体的に思い浮かべながら、悔いのないキャリア選びをして頂ければと思います。